下の黒は、いわゆる花六の死形です。△の二子を取るよりない---。
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┼┼┼┼┼┼●●●
┼┼┼┼┼┼●○○
┼┼┼┼┼╋●○┤
┼┼┼┼┼┼●○┤
┼┼┼┼┼┼●○┤
┼┼┼┼┼●┼┼┤
┼┼┼┼┼●○○┤
┼┼┼┼┼●┼┼△
┼┼┼┼┼●●●△
┼┼┼┼○○○○●
┼┼┼┼○●●●●
┼┼┼┼┼●○○●
┼┼┼○┼●○○○
┼┼┼┼○●●○┤
┼┼┼┼○○●●●
┼┼┼┼┼┼○○┤
┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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┼┼┼┼┼┼●●●
┼┼┼┼┼┼●○○
┼┼┼┼┼╋●○┤
┼┼┼┼┼┼●○┤
┼┼┼┼┼┼●○┤
┼┼┼┼┼●┼ロ2
┼┼┼┼┼●○○1
┼┼┼┼┼●┼イ○
┼┼┼┼┼●●●○
┼┼┼┼○○○○●
┼┼┼┼○●●●●
┼┼┼┼┼●○○●
┼┼┼○┼●○○○
┼┼┼┼○●●○┤
┼┼┼┼○○●●●
┼┼┼┼┼┼○○┤
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1図
黒1のアテコミが唯一のシノギ筋です。白は2と取る一手(白2でイは、黒ロで白死---むろん黒の攻め合い勝ちです)。
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┼┼┼┼┼┼●●●
┼┼┼┼┼┼●○○
┼┼┼┼┼╋●○┤
┼┼┼┼┼┼●○6
┼┼┼┼┼┼●○┤
┼┼┼┼┼●34○
┼┼┼┼┼●○○7
┼┼┼┼┼●┼5○
┼┼┼┼┼●●●○
┼┼┼┼○○○○●
┼┼┼┼○●●●●
┼┼┼┼┼●○○●
┼┼┼○┼●○○○
┼┼┼┼○●●○┤
┼┼┼┼○○●●●
┼┼┼┼┼┼○○┤
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2図
続いて黒3から5とアテれば、白6の眼モチがやむを得ず、悠々と黒7に抜いて仕上げます。